帝国データバンクが,民事再生法,会社更生法の手続きをした会社が再度,法的整理に追い込まれてしまう再倒産と呼称する事象についてまとめたものが日経に取り上げられました。

民事再生法施行後,その再倒産は352件にのぼり,そのうちの3分の2がかつて民事再生法に基づいて再建をした会社だったとされています。

「再倒産企業」の動向調査 | 帝国データバンク[TDB]

民事再生法が多い理由について,3年で終結としてしまう点について言及がありますが,いつまでも法律の専門家が見ていれば大丈夫なのかというとビジネスはそういうものではありませんから異論もある点にも言及がされています。

潜在的な理由は,やはりそもそも経営基盤が劣化してしまっているという点にあるのは誰にも明らかでそれでもなお法的手続の設計によって避けられる点があるのではないかと考えるとそういうところではないかということだと思います。